(わたしの)心に残る(けれども一般的には知名度の低い)RPG

昨日の記事書いてて思ったんだけど、世間一般的にはあんまり有名じゃないけど個人的に心に残ってるRPGってありますよね?
わたしの場合、それはソウル&ソードとトラバースっていうSFCの作品なんです。


この2作品、発売元が違うんだけど製作会社は同じで、ソウル&ソードの300年後の世界をトラバースが描いている、いわゆるシリーズものなんですが、ソウル&ソードで明かされなかった謎がトラバースで明かされたり、逆にトラバースで謎だったことがソウル&ソードであっさり明かされてたり、両作品ともに発生するクエストがあったりと2作品間でのクロスオーバーもあって、両作品プレイしてるとニヤニヤすることもしばしば。あまりにも良く出来ているので一本の作品といってもいいかもしれません。


で、何がこのシリーズの魅力なのかというと、このシリーズとにかく世界観、キャラがすごく立ってるんですよ!


ゲームの形式はフリーシナリオ形式って言うんでしょうか?いろんなクエストが世界中にいっぱいあってそれをこなしていくタイプなので、もう、ホントに自由。めちゃめちゃ自由。どこ行くのも何するのも、風の向くまま気の向くまま。魔王なんていない(いや、いることはいるんですが・・・(笑))、ホントに平和な世界での冒険で、嵐が来たら舟は出ないし、冬になったら雪がふるし、クエストだけでなく世界を旅することそのものが楽しい。
キャラの性格もツボです。カッコつけてなくて自然体で、しかもところどころで展開されるギャグもあざとすぎず心地いい。なんていうのかな高橋留美子作品に出てくるキャラみたいな感じって言えば近いかな?


とにかく最近の重厚長大な大作RPG(それはそれで好きなんですけどね)にはない軽さがとても魅力的な作品なのです。
是非機会があればお試しくださいませ。