響鬼とカブト
周回遅れの響鬼さん最終回感想。
「自分の道を行けばいいんだよ」とか缶コーヒーなどにも簡単に言われてしまう昨今、そうはおっしゃいますが不安で不安でしょーがないんだよー、という思春期の少年(アスム)と、酸いも甘いもかみ分けた大人(ヒビキさん)の恋愛物語でしたな(ぇ
いやでもほら、最後の夕焼けを見ながら海岸にたたずむ二人ってなんかBL*1っぽくなかった?会話だってホラ?
ヒビキ「離れていてもずっとアスムのことを考えていたよ・・・」
ヒビキ「これからはずっと俺のそばに居ろよ・・・」
アスム「最初に会ったときからずっとヒビキさんにあこがれていました・・」
いやまぁでも真面目な話、最初の高校受験の時とかは、一本芯が通ってるヒビキさんという大人と初めて将来にかかわる大きな選択をする少年の不安の対比が上手く行ってた気がします。
ただ、合格後、その絡みを上手く表すイベントがなかったのでだれちゃった&メインターゲットの未就学児童には、そもそものテーマがなかなか伝わらなかったので後半のあからさまな路線変更になったんじゃないかなと思います。
後半も何とか盛り上げようと、いろんなガジェットが投入されましたが今ひとつ消化しきれてなくてもったいなかったです。
特撮ヒーロー物としては後半が好き、という方も多いでしょうが、わたしは前半部分のドラマ部分が好きでした。
なんだかんだ言って最後まで楽しませてもらいましたし、スタッフのみなさん一年間ありがとうございました。
んで次のカブトですが、冒頭ライダー生誕35周年記念番組とか銘打って凄い気合いの入りよう。
オープニングも隕石墜落→荒廃した渋谷→謎めいたナレーション。おぉこれは結構期待できるかも!('∇')
とか思ってみてたら主人公登場シーンで吹いた('д')
いやまぁ狙いは分かるんですが、あれじゃただの嫌味なニーチャンじゃん。ああいうケレン味たっぷりな演出ほど、それを飄々と演じられる人じゃないとちょっときついなーと。まぁこういった役どころをどうやってこなしていくのか、役者さんの今後の成長に期待します。
あと主人公の自宅での妹との会話で衝撃の事実。
「お兄ちゃん、いいかげん学校行くか働くかしたら?」
「お兄ちゃん、いいかげん学校行くか働くかしたら?」
そう新しいライダーはNEETだったのでs・・・